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人に優しいエコ断熱

卒業式、学年終業式が終わり、新学年を迎える準備が始まりました!
卒業生の答辞は、感謝の気持ちが入っていて
何時聞いても、感動を受けます
自分が学生だった頃と比べて
とても立派な答辞だと感心させられます

我が子供達の卒業式も、あと一回を残すだけとなりました。
まだまだ、
子供達に係わっていたいと思うのは、
欲張りなんでしょうか(汗)


今月は、
同級生の親の葬儀が3人もありました!
もう、そんな時期になっているんだと感じさせられます。
今しかできないことがある
そう思うだけで・・・、
動きは鈍いのですが・・・


マイホームの断熱・遮音・結露の環境を考えるにあたって、
様々な考え方と工法があるので
何がベストで効率がよく、最終的に安価なのか!


今、一番簡単に使用しているグラスウールやロックウールは
不燃で安価ではありますが、張付け工法なので、完全に覆うことは難しい。
壁内とはいえ、身体に優しいとは・・・とても言えない
しかも壁内で水分を吸収してしまうと乾燥するのに時間を要してしまう!


今、その次に普及しているのが、発砲ポリスチレンフォームの吹付工法
空隙なく覆うことができるので断熱効果は発揮できます。
が、
火災時に発生する一酸化炭素の問題があることと、
湿気からの壁内結露を考えるときには水分を弾いてしまいますので
外部に流す対策が必要です!


少し高価にはなります
セルロースファイバー工法の断熱!
壁の内側と外側に繊維をからませて圧縮した布シートを張り、
その壁内に新聞紙を小片にして麻の繊維を混ぜたセルロースファイバーを
専用吹込み機で、隙間なくびっしり詰め込む工法です。


今、鬼北のU工務店さんが施工している現場にお邪魔してきました
『木を魅せる』
そんな大空間に必要な、
さり気ないエコ断熱施工中!




鬼北現場






壁内に詰め込みますので断熱・遮音に優れて、
新聞紙が原料なので調湿性が期待できます!
火災時に燃えやすくなると考えが浮かびますが
不燃剤のホウ酸で防燃処理をしていますので、不燃とは言わないまでも
燃え進んでいかない措置となってます
しかも、虫・白蟻に厳しく、人に優しい

気密性の高い家を創るにはセルロースファイバーが最適ではないかと思ってます
なおかつ、
合板フローリングより杉無垢フローリングの優しい温かさ
がとても相性が好いと思います







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魚成小学校閉校

魚成小学校の閉校の日が近づいてきました
城川町4地区、土居・高川・遊子川・魚成の小学校が統合されて
城川小学校として生まれ変わります!


今の新校舎は平成18年に新築され
自分と共に生きてきた旧校舎は既に、取り壊されてます。
ので、
自分にとっての魚成小学校はすでに無くなってますが・・・




旧魚成小学校




旧校舎(写真右側)は
昭和42年4月、自分が小学校1年生入学と同時に開校となりました!
新築の真新しい校舎
まだ体育館は未建設
運動場も未整備で田んぼ状態でした!
入学式は校舎屋上で行われました。
(雨だったら、どうなったんだろう?、微笑)
これも史上初、二度とないことを体験させてもらいました
当時は、児童500人規模の小学校でしたが
今回の統合前の魚成小学生は、60人程度ですので
過疎・少子化の影響はとても大きいです
思い出はいつまでも残ってほしいと思いますが・・・


最近、一人の若い母親のツイッターが反響を呼び
政治家の人達を、戒めて動かした

『保育園落ちた、日本死ね』

平等に、女性にも働く場所を提供して税金を納めてもらう、
口先だけの政策を痛烈な言葉で批判してますが
とても愛着が沸きます
素直な本当の気持ちです
一般市民が生きていけない、普通の家庭状況を
日本を動かす人達は理解できていない!
日本を支える根源の人を救えないと、日本は死んでしまう、と言いたい


今回の城川小学校統合と同時に、学童保育施設が整備されます
両親が働いていて
保護者がいない時間を救う措置で
旧教職員住宅を改造





浴室から便所




押入れを通路に





ランドセル置棚






既存便所を女子便所に、既存浴室をパーティション付きの男子便所に・・・、
和室2部屋と洋室の間仕切り壁を撤去して1室にして目が行き届くように・・・、
(当然、素足に温かい杉フローリングと畳
既存押入には各人の荷物入れになるように棚を設置しています!
危険なところはすべて撤去・修繕


少しでも
安心して働ける
親と子供が笑顔で生きていけることを
心豊かに逞しい児童が育っていくことを、
提供できる場所になってほしい
と、願いを込めて

震災復興と耐震改修

菜の花が咲き始めました。
春が来た、という感じになってきました。
どこにでも咲く普通の花ですが、とても温かい気持ちになる不思議な華です
このまま暖かくなってほしいです


春先の3月11日、東北大震災が起こって
もう、5年が過ぎました!
四国では地震は何も感じることなく、テレビ等の報道で
津波の状況を見て驚きを感じましたが
津波を経験したこともなく、また大地震も経験したことのない自分にとって
わが身に置き換えて想像することは出来ませんでした
しかも、
5年という月日が経ち、
大震災の大きな被害があったことさえ遠い昔のような気になっている状況です。
我が家も、とても地震に耐えうる建物でない事はわかっているのですが・・・(汗)

先日の報道で
被害に遭った地域では、未だに思うように復興が進まず
生まれ育った地域に帰れない状況が続いているようです
時間とともに風化されてはいけない

大きな被害を目の当たりにして
帰りたくないという気持ちになる人もいると思いますが
生まれ育った土地を復興させたいと思う人の方が大多数だと思います!
ただ、
政府・国主導で物事が進められ
地元の人の意見を尊重されないのは、どうか?!、と思います。
ただ、大きな災害にならないためだけのコンクリートの壁では・・・
素晴らしい海、自然と共有して生きる!
これから住む人達が
自分の過ごす地域を自慢できるような形にしないといけないと思います!



庁舎の耐震補強
災害時の拠点となる庁舎は災害に耐えうる施設であるべきです!

来庁者も職員からも見える中庭部の耐震補強ブレース




支所中庭耐震ブレス



市民にも開放される会議室




支所2階会議室耐震ブレス




変更を余儀なくされるということには、
復旧・改修計画や予算・契約等の問題がとても大きな壁になりますが
一番大事なのは
そこで住む人・生活をする人が
使いやすい・住みやすいものにしていく事
心温まる地域にしていく事です!
与えられたものをそのまま実行するだけでなく、
大きな労力や犠牲を
顧みない勇気が、必要です


プロフィール

建築士mizuno

Author:建築士mizuno
子供達の成長していく姿と
広島カープの応援が楽しみ♪

自然素材である‘木’の魅力に憑かれ、
特に‘杉’の木が持つ温かさ・柔らかさ・優しさを
多くの人達に発信できたらいいと思ってます!


愛媛県西予市、奥伊予城川在住
一級建築士・一級建築施工管理技士・防災士

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